
            竹田 華さん
                          Hana Takeda
                      
株式会社 アソウ・ヒューマニーセンター 本社営業本部 派遣コーディネーター(本州エリア担当リーダー)。大学卒業後、新卒で同社へ入社し、派遣先担当の営業職として2年間従事。産休・育休を経て、コーディネーター職として2022年4月に復職。

            城川 祐実さん
                          Yumi Shirokawa
                      
株式会社 アソウ・ヒューマニーセンター 本社営業本部 派遣コーディネーター(福岡本社・北九州エリア担当リーダー)。大学卒業後6年間、旅行代理店でツアー企画など幅広い業務に従事。2022年2月に同社へ入社。

            志岐 百佳莉さん
                          Yukari Shiki
                      
株式会社 アソウ・ヒューマニーセンター 本社営業本部 派遣コーディネーター(九州/久留米以南エリア担当リーダー)。大学時代から従事していたイベント会社に就職し、全国を飛び回る。2022年2月にリファラル採用で同社へ入社。2025年4月より現職。
丁寧に聴き、きめ細かにサポートする
17人のコーディネーターは全員女性で、全国に広がる営業エリアを「福岡本社・北九州」「本州」「九州(久留米以南)」の3つのエリアに分け、面談を担当している。面談は、登録もしくは求人エントリーをした派遣希望者が、対面・電話・オンラインのいずれかの方法を選択して予約する流れだ。
コーディネーターの仕事について教えてください

希望を考慮しながら、ご本人も気づいていない特性や潜在能力、魅力を引き出せるよう、やり取りを進めます。その方の能力を存分に発揮できる派遣先につなげられるよう、入念にヒアリングしています。

将来的なキャリア、仕事に関するご要望、プライベートとのバランスなど、事情や背景、望む働き方は一人ひとり違います。できるだけ本音の声を聞かせていただけるよう、誠実なやり取りを心がけています。

派遣先企業が決まった後は、担当もコーディネーターから営業担当者にバトンタッチするが、面談時に築いた信頼関係はその後のフォローに大いに役立つ。
「自分のスキルに不安があったけれど、将来的なキャリアについても親身になって一緒に考えてくださいました」「”今後を見据えると、ここで働いてみる経験は力になると思いますよ”とアドバイスをいただいたので、一歩を踏み出せました」など、担当コーディネーターとのやり取りを印象的に語る求職者も多い。
派遣先と派遣スタッフをつなぐ営業担当者も、無理に派遣先への就労を勧めることはしない。「職場を見てみるだけでも大丈夫ですよ」「じっくり考えて決めてください」と、本人の意向を尊重する。派遣が決まったら、「仕事には慣れましたか」「困ったことはありませんか」など、きめ細かなフォローを欠かさない。
とても丁寧にサポートされているのですね

派遣スタッフの皆さんは、AHCを体現してくださる宝物のような存在です。安心して働けて、実力を存分に発揮できるよう、営業担当者と連携しながらしっかりとサポートするのが、コーディネーターの役割だと考えています。
リーダーとして、大切なチームメンバーを守る
コーディネーターの仕事を進める上で、3人はチームワークを大切にしている。メンバーで互いの状況を共有・把握しながら、支え、励まし合ってチームの目標達成を目指す。
担当しているのはどんなチームですか

私が担当している本州エリアは、私を入れて4名のチームです。それぞれ勤務地も福岡・東京・山口と離れているので、チャットや電話でこまめにコミュニケーションをとりながら、チームとしての一体感と安心感を築いています。週1回はリモートで、3か月に1回は直接会う機会を作っています。

入社当時のコーディネーターは、ベテランの方も多い環境でした。その先輩方の異動なども重なり、私がリーダーとして全7名の福岡・北九州エリアを担当することになったのですが、私に務まるのかとても不安でした。それでも「求職者にとって頼れるコーディネーターとは?」「私らしいリーダー像とは?」と自問自答しながら取り組んできました。
私は支えてくれるメンバーのことが大好きで、みんなが楽しく生き生きと働けるにはどうすればいいか、ずっと考えています。いつか「城川がいてくれてよかった」と思ってもらえたら嬉しいですね。

私のチームは6名構成です。心がけているのは「全員が楽しく働き、全員で目標達成できるチーム」にすること。もちろん苦しい時もありますが、どんな時でも笑顔を忘れず、チームを明るくてワクワクする空気でいっぱいにしようと思っています。
仕事の評価は数字の実績だけでとらえられがちですが、個々人の努力や人間性にもしっかりフォーカスして、本人には「ちゃんと見てるよ」とフィードバックし、上司には「ここもちゃんと見てください」とアピールするよう心掛けています。

リーダー同士でも打合せを重ね、それぞれのチームのあり方を共有することで、組織全体の活性化とメンバーのモチベーション向上につなげる。
求職者の人生に、しっかりと関わる仕事の手ごたえ
コーディネーターという仕事の魅力、やりがいは何ですか

求職者の可能性を最大限に引き出すことで、その方の人生に関わりながら成長へと導ける、その手ごたえでしょうか。
私は3歳の娘を育てながら働いています。子育ても仕事もあきらめたくなかった。そんな私の思いを、会社や仲間、そして家族が受け入れてくれて、心からありがたいと感じています。だから、さまざまな事情を抱えつつも"働きたい"という求職者の心にしっかり寄り添いながら、その方の日々の暮らしや人生が輝くようお手伝いしようと思っています。

仕事が決まって求職者の方に感謝された時、チームで力を合わせ目標達成できた時、派遣先の企業様に「いい人に来てもらえた」と喜ばれた時。この仕事には、嬉しい瞬間がたくさんあります。
ある40代後半の求職者の方は、半年間サポートしましたが結局、弊社で仕事が決まりませんでした。でも、「城川さんに担当していただけて本当に良かった」と、メールをくださいました。その後派遣契約が終了された時、その方は再び私を訪ねてくださり、今度は弊社で派遣先が決まりました。コーディネーターとして報われた思いがしました。

私が面談した方が、派遣社員から正社員へ登用されたり、派遣社員として安心して長く働かれていたり、そんな今の様子を知るたびに、その方の人生に携われた実感があります。
今は多様な働き方が肯定される時代です。在宅勤務や時短勤務など、さまざまなお仕事を紹介できる体制も整っています。存分に実力を発揮しながら、自分らしく働く。そんな女性が世の中にもっとたくさん増えてほしいですね。

世の中に人材派遣会社は数限りなくあるが、AHCは派遣スタッフからも、派遣先企業からも「アソウだから」と支持される機会が少なくない。一般的にコーディネーターと聞けば”登録窓口担当者”というイメージだが、AHCのコーディネーターの仕事からは、その先に求職者の人生があることをしっかりと感じさせられる。それだけ、彼女たちが一人一人の求職者と真剣に、丁寧に向き合っているということだろう。
にがい経験からの学びが、未来への希望につながる
求職者やチームメンバーなど、”人”と密接に関わる仕事だけに、3人のリーダーの日々は平たんなものではない。
これまでの中で、苦しかった想い出はありますか

私は入社後ずっと久留米支店の担当でしたが、2024年から久留米支店と福岡支店の2拠点を兼務するようになりました。社内にはこれまで2拠点兼務の前例がなく、新しい働き方を確立し、その中でどうやって両立し成果をあげるのかを試行錯誤する毎日で、最初は不安な気持ちもありました。
でも、周りのみんなが私の不安を打ち消してくれました。メンバーに支えられ、何とか業務を回せられるようになって2拠点勤務の型が確立でき、その型をチームに共有できるようになったので、とても良い経験ができたと思っています。

求職者の本音に気づくことができず失敗した、苦しかった想い出があります。面談当日に姿を見せない、仕事が決まっていたのに連絡が取れなくなったなど、信頼関係を築けていなかったことに落ち込むこともありました。でも冷静に振り返ると、私の対応にも問題があったのかもしれません。次第に、相手に寄り添いつつ、客観的に判断することを心がけるようになりました。
リーダーを任された時も不安でいっぱいでした。私でいいのか?ちゃんとメンバーを守れるのか? そんな私をメンバーが支えてくれました。そして、「リーダー像はそれぞれでいい、私には私らしいリーダーの在り方がある」と気づくことができました。

育休復帰後の1年間が特に、両立の大変さを実感しました。幼い娘に後ろ髪を引かれながら仕事に出かける複雑な気持ち。急な発熱で保育園のお迎えが続いて、メンバーに負荷をかけてしまう申し訳なさ。そんなネガティブな思いで、当時のパフォーマンスにも影響はあったと思います。
それでも結果を出したいという私の想いを、受け止め支えてくれたのはメンバーや上司です。担当した求職者の方からの「仕事が決まった」という喜びの連絡にも救われました。みんなの支え、求職者の方からのメッセージに、「貴女にしかできない仕事がある」と背中を押された気がしました。
求職者が自分の未来を思い描くのと同じように、3人のリーダーもそれぞれ課題を一つ一つ克服しながら、理想のコーディネーター像、理想のリーダー像を見出してきた。
これからの目標を聞かせてください


私は、メンバーと連携しながら「子育ても仕事も頑張りたい」という方のロールモデルになります。どちらもあきらめなくていいし、どこからでもキャリアは築いていける。それをこれから体現していきます。

自分のチームはもちろん、他のチームとの連携を深め、マッチングの質をもっと向上させたい。コーディネーターとして仕事の質を上げ、私に出会って良かったと思っていただけるよう、求職者の方の期待に応えていきます。

かっこいい女性をめざします(笑)。子どもの頃から大学までずっと剣道をやっていたので、よく「サムライみたい」と言われます。自分で生き方を決め、決めたらひたすら突き進む。いつか「私もそんな風に生きたい!」とチームメンバーから目標にしてもらえるような、かっこいい女性を目指します!
3人のリーダーは、AHCで未来への希望を見出した。コーディネーターは「誰かの力になれる仕事」だ。そして、誰かの人生に真剣に関わることで「自分を成長させる仕事」でもある。
「〇〇の仕事がしたい」「△△な人生を生きたい」と、将来が明確になっている人がどれほどいるだろうか。だが、コーディネーターと一緒に探すことでそれを見つけた人は少なくない。また、コーディネーター自身も求職者と一緒に目標を探す中で、人を知り、社会を知り、本当の自分を知る。
AHCには、求職者だけでなく、そこで働く社員にとっても、自分を成長させるチャンスがたくさんある。刺激と、安心感と、明るさが社風として根づいているこの会社なら、自分が本音で「生きてみたい」と思える人生が見つかるかもしれない。
 
               
               
               
               
               
              


1日平均2-3名の方に、オンラインや電話、対面でしっかりと話を伺い、具体的な登録内容をまとめていきます。そして、面談で得た情報をもとに、マッチングする派遣の仕事をご紹介しています。