BS経営で有名な木村勝男さんの座右の銘です。
先日経営者向けの講演会に参加し、木村勝男さんの話を聞きました。
大変勉強になりましたので、本を購入し社員にも勧めております。
私たちの人生を分数に例えると、
【分母】を人生経験のすべて
【分子】を様々な課題・変化 と表せます。
【分子】が【分母】をを上回ったとき、
つまり自分の経験以上の事象が起こったとき、
人は対応することができません。
自分の器以上のことはできないのです。
ですから、自分の器を大きくすることが大切です。
自分の器を大きくするには、経験を積むこと。
自分で経験できることは限られていますので、
人から話を聞いたり、本を読んだりすることも自分の器を広げる一つの方法です。
しかし、何よりも「やってみること」だと思います。
やったことの結果、成功、失敗含めて、すべてが貴重な経験となります。
私は経験することに無駄なことはない、
すべて自分の血となり肉となり蓄積されていくのです。
ただ、その経験したことに対して、何の振り返りもなければ、
無駄になるでしょう。
思うような結果を得られたなかったとき、どこが悪かったのかと改善点を
見出すことが必要ですし、思い通りの結果を得たときもどこが良かったのかを
検証することが次のステップになるでしょう。
経験の振り返りをしなければ、自分の器が大きくなることはありません。
より大きな分母を持つことが、様々な課題を解決できます。
様々なことにチャレンジし、自分の器を大きくしていくこと、
そしてぶつかる壁を乗り越えていくこと、
その繰り返しが人間的な成長につながっていきます。
やってみなわからん!! やったことしかのこらん!!
分かりやすく力強い言葉。
私も共感しております。
★BS経営の木村勝男公式ブログ「やってみなわからん やったことしかのこらん!」