我以外皆師

この4月、新入社員、中途社員合わせて14名の方が当社に入社されました。

新入社員の方々は、毎朝元気な挨拶で、気持ちのいい風を吹き込んでくれます。

先日お伝えしたように、新入社員に一番お願いしたいことは「挨拶」です。

それを目に見える形で実践してくれています。
大きな声の挨拶はこちらも元気がもらえます。
多少疲れていたとしても、元気をださなきゃと背筋が伸びるものです。

先週は一週間、社員研修を行いました。
私の研修はめだかの学校で、誰が生徒で誰が先生なのかわかりません。
私自身、社員から気づかされることがたくさんありました。

私の座右の銘は、「我以外皆師」。
自分以外は皆先生だというのが、私の考え方です。
歳が上とか下とかは関係なく、その人の良いところから学ぶことが
大事だと思っています。

上司や先輩からしか学ぶことはない、ということはありません。
部下や後輩はもちろん、どのような立場の人たちからも学ぶことは多くあります。
自分に学ぼうという姿勢があれば、いろいろな方から学べます。

あなたは、人の長所と短所、どちらに先に気付くでしょうか。
人の長所に気づく人は、そこから自分の欠点や課題に気付くことができ、
このままではいけないと変わろうとする人です。
逆に、人の短所ばかりに気づく人は、その人を上から判断しています。
自分の方が優れていると安心し、自分の欠点には気付かないまま
変わろうとしないので成長することはできません。

人に出会ったとき、自然と先に長所に気付くようになることが、
自分が成長する一つの大きな鍵です。